ホーム>大腸ペディア>大腸の形状とはたらき

知ってほしい「腸」のこと

大腸ペディア

あなたの大切な大腸を守るため、大腸に関する基本情報をご紹介します。

大腸の形状とはたらき

形状

成人で全長約1.5~2mの長さをもつ臓器です。結腸、直腸S状部、直腸に分けられます。両端は小腸と肛門につながっており、小腸に近い右下腹部から右上腹部、左上腹部、左下腹部に至ります。

page_D_illust_03

①盲腸

退化した器官で、特別なはたらきはしていないと考えられています。小指くらいの大きさの虫垂という袋があります。

②結腸

水分を吸収して便を作るほか、ナトリウムなどの電解質を吸収。さらに、小腸で消化しきれなかったたんぱく質や炭水化物を分解・吸収し、便を直腸へ送ります。

③直腸

便を一時的に溜めておくはたらきをしています。 直腸に便が溜まると粘膜が刺激され便意が起こり、腸の一部や腹部の筋肉が収縮し、同時に肛門の筋肉が開いて便が外に排出されます。

はたらき

消化吸収され移送された液状の便から水やナトリウムを吸収して固形の便を形成し、蓄積します。直腸に便が移動すると便意を感じ、排便反射が起きて排便に至ります。また、大腸菌や乳酸菌など100種類以上の細菌が存在するとされ、胃や小腸で消化されない食物繊維をエネルギー源に分解したり、感染を予防したりするはたらきもあります。
 

参考文献:
大腸癌研究会「ガイドラインを理解するための基礎知識」大腸癌研究会
大腸癌研究会(2014)「患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2014年版」金原出版
独立行政法人国立がん研究センター「大腸がん 基礎知識」がん情報サービス